前に進もう進もうと足を運ぶより、
後ろを蹴り出すようにする。
その方がきれいに歩ける。
美しい歩き方や、
美脚になるための方法でたまに見るこの情報。
めっちゃ"人生"じゃんって気づいた。
映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』、
雨の日に一人で甘いドーナツを食べるみたいな、
しんみりと、でも確実にガツンとくる良い映画だった。
誰だって、シャワー中や寝る前にワーッ!って、
叫びたくなるような、
どうしようもない過去があるよね。
アル中の主人公のアレコレが、
痛いほどわかって胸がしくしくした。
私が原作でない限り、
私みたいな人が他にもいるんだっていう、
映画の主要効果に励まされながらも、
「あの時の自分痛かったナ…」と思い出し、
映画中もワーッって小さく叫びたくなった。
アザラシの可愛さにも、胸がしくしくした。
そうだよね。
あの生き物たち、
水面から顔だけ出てたら人間に似てるよね。
前に進もうと決めたら、
がむしゃらに先を目指すより、
過去のアレコレと向き合ってケリをつける。
そのほうがよっぽど前に進める。
みたいな。
そんな映画。(個人的解釈)